漆喰（しっくい）壁

用途

特徴

• 

  日本の四季に適した、しっくい壁。

  真っ白に仕上げられたしっくい壁は、古くから高級仕上げ材として寺院、公家や武士の屋敷 、城郭の壁面、蔵などの壁に塗られていました。消石灰（しょうせっかい）を主材とするしっくい壁は、土壁より緻密で硬く、耐水性が高いという特性があります。

• 

  しっくいとは

  日本の伝統的な塗り材のひとつ。一般的には、消石灰と糊、麻などのスサを練り合わせて材料を作ります。塗布後、空気中の二酸化炭素（CO2）を吸着・反応して炭酸カルシウムを生成しながら硬化し、強い壁面を形成することから、外壁の塗り材としても古くから親しまれてきた壁材です。日本では、寺院建築の内外装や、民家の蔵などに広く使用されています。また、一口に「しっくい壁」といっても地方により製造方法や施工方法が異なり、さまざまな種類があります。

• 結露やダニ・カビの抑制

  適度な「吸放湿作用」で、お部屋の湿度を一定に保ち、常に快適な室内空間にします。

• ホルムアルデヒドを吸着

  「しっくい」には空気中の有害物質である「ホルムアルデヒド」を吸着し、放散を抑制する効果があります。

• 空気中のCO2を吸着

  空気中の二酸化炭素を吸着・反応し、強度のある壁面を形成する特長があります。

• ほたて漆喰

  ほたての貝殻から作られたしっくい壁材です。
  化学物質を含まない、消臭・調湿性能に優れた、呼吸する100％自然素材の塗り材です。

  

• 100％自然素材

  原料が天然素材のほたての貝殻。合成樹脂などに含まれる有害化学物質は使用していないため、アトピーや喘息、花粉症などのアレルギーをお持ちの方にもご使用頂けます。

• 消臭・調湿機能を持つ呼吸素材

  ほたて貝を高温焼成しているので臭いはありません。またほたて貝特有の極細な穴（多孔質）が、部屋の湿度に合わせて水分を吸ったり吐いたりする調湿効果により、結露・カビ・ダニを防ぎ、気持ちの良い健康的な室内空間を作ります。

• デザイン性・施工性・耐久性

  貝殻特有の繊細な質感が土壁には無い豊かな表情を作り出します。天然土やワラスサなどを配合する事で様々な風情を演出。和風・洋風どちらにも調和します。また天然カルシウムの結晶化を高密度で安定させているので仕上がりも良く、強度、耐久性にも優れています。

• 多彩な仕上げとカラーのバリエーション

  

こんな場合に漆喰（しっくい）壁が最適です。

• ☆純和風な壁にしたい時
  ☆湿気対策をしたい時
  ☆アレルギーやシックハウスが気になる時

施行例

• 

  ほたて漆喰　（藍杜工房）